![地獄の門 ~トルクメニスタンで燃え続ける地獄への穴「Derweze」~](https://www.xn--qckyd1cv92sy7i.net/wp-content/uploads/2013/12/ef6f017ecb2892532269809953d430f3.jpg)
世界にはいろんなスポットがあるのですが、
このトルクメニスタンにある「Derweze」は
地獄の門と呼ばれている凄い場所です。
炎につつまれた巨大な穴はまさに地獄の門ですが、
「Derweze」とは、いったいどんなところなんでしょうか?
地獄の門
![地獄の扉](https://www.xn--qckyd1cv92sy7i.net/wp-content/uploads/2013/12/ef295ee67e4a1c4e594cc73f4d5aaf77.jpg)
トルクメニスタンのカラクム砂漠の真ん中にあるDarvaza(ダルヴァザ)は、
首都アシガバードの北約260キロメートルに位置する人口350人の村です。
1971年に地質学者がボーリング調査を行った際に、
偶然にも地下に天然ガスに満ちた洞窟を発見しました。
しかし、天然ガスの埋蔵量を調査する過程で、
不幸にも落盤事故が発生してしまったのです。
![地獄の扉](https://www.xn--qckyd1cv92sy7i.net/wp-content/uploads/2013/12/ffc2479a90da69bf58559f9d2364bac5.jpg)
その事故により直径50〜100メートルの大きな穴が開き、
地上に有毒なガスが漏れ出す事態となってしまうのです。
有毒ガスの放出を食い止める為に火を着けたのですが、
その後、可燃性のガスは尽きることがなく出つづけており、、
以来40年以上にもわたって燃え続けているのです。
![地獄の扉](https://www.xn--qckyd1cv92sy7i.net/wp-content/uploads/2013/12/b81abe2760202cbf6c4afbcd9b326901.jpg)
現地の住民には「地獄の門」と呼ばれています。
英語で「The Door to Hell」と訳されるので、
日本では「地獄の門」以外に「地獄の扉」とも言われます。
![地獄の扉](https://www.xn--qckyd1cv92sy7i.net/wp-content/uploads/2013/12/77ce3d7574655c2e1a1f775b39fd6245.jpg)
世界第4位の天然ガス埋蔵国でトルクメニスタンの
Derwezeの地下にも豊富な天然ガスが埋蔵されており、
いつになったらガスが尽きるのか不明だそうです。
また消火する方法などの解決手段も無いそうなのです。
![地獄の扉](https://www.xn--qckyd1cv92sy7i.net/wp-content/uploads/2013/12/b3fe6c2b1aeb9f4f48f170bfe5fd4288.jpg)
「地獄の門」の噂を聞きつけた人が見物に来るようになり、
今では観光名所の一つにもなっているようです。
確かに火山の火口にでも行かないと、こんな光景にはお目にかかれないですね。
安全なのかどうかは分からないですが、火山の火口よりは安全でしょう。
それにしてもファンタジー映画のワンシーンのようですよね。
砂漠の真ん中まで見に行くだけの価値は十分にありそうです。