東京で大量のひょうが降りましたね。
あんなにも大きな粒だと
当たったときに痛そうです。
農作物にも被害があるようで怖いですね。
そんなひょうですが過去には、
もっと大きなのが降っています・・・
ゲリラ豪雨など、最近の異常気象には慣れたつもりでしたが、
東京で大量にふった雹(ひょう)には驚きました。
あんなにも粒が大きいと破壊力もあるのでちょっと怖いです。
しかし、もっと大きなひょうが降ってくることもあるので、
大きさによってはシャレにならない破壊力だと思います。
では最大サイズのひょうとは、どんな大きなさのでしょう?
ちょっと気になったので調べてみることにします。
あと、以前から気になっていたことなのですが、
天気予報の雹(ひょう)と霰(あられ)はどう違うのか?
それもあわせて、
- 過去最大級のひょうのサイズは?
- 天気予報の雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは?
について調べてみました。
まずは最大級のひょうについてご紹介します。
ひょうの最大級は?
世界最大のひょうのサイズは直径29.6cm、重さ3.4キロです。
1917年6月29日に埼玉県熊谷市で降ったもので、
かぼちゃ大ほどもある、とんでもないサイズの『ひょう』でした。
画像引用:https://www.noaa.gov/features/02_monitoring/hailstone.html
画像のひょうはアメリカで世界最大として公式に記録されているものです。
直径は20cmほどもあり、重さは900グラム近くもあります。
これは2010年7月23日にサウスダコタ州で降ったひょうですが、
町の住民が拾って冷凍庫で保存していたものです。
それにしてもとんでもない大きさですよね。
こんなもんが降ってくる光景を見た住人は、この世の終わりのように
感じてしまうほど恐ろしかったんじゃないかと思います。
動画のひょうはオレンジぐらいのサイズですが、
空から降ってくるといかに危険か分かりますね。
実際にひょうによる深刻な被害も世界中で報告されています。
近年では1986年にバングラディッシュで降ったひょうが、
1キロほどの重さがあり、なんと92人もの人が亡くなられています。
また2000年に千葉県と茨城県で直径5~6cmほどのひょうが降り、
162人もの負傷者と48000軒にもおよぶ被害が発生しています。
もし大きなサイズのひょうが降った際には、
くれぐれも安全な場所に避難して下さいね。
天気予報でひょうが降るなどの予報のときは注意して下さい。
それでは次に天気予報の雹(ひょう)と霰(あられ)の違いとは?
いったい何が違うのか?
雹(ひょう)と霰(あられ)の違いは大きさだけです。
直径が5ミリ以上のものを雹(ひょう)と呼んでおり、
5ミリ未満であれば霰(あられ)と呼んでいます。
ちなみに雹(ひょう)は初夏に降ることが多く、
霰(あられ)は初冬に降ることが多いようです。
それにしても大きさの違いだけなら同じ呼び名でいいですよね。
5ミリ以下でも雹(ひょう)でいいじゃないと、
思っているのは管理人だけじゃないはずです。
最後に
実は管理人もそんな大きくは無いですが、
5ミリ以上のひょうに降られた経験があります。
当時で印象に残ってるのは・・・
うるさい!
もう音が凄いんですよ。
固形物が降ってくるので、雨音などとは全然違います。
あの時はほんとに屋根に穴が開くかと思いましたよ。
降っていたのは少しの時間だったのですが、
ずっとバラバラと物凄い音がしてるので不安でした。
振るなら霰(あられ)サイズにしてほしいものです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。