節分が近くなってくると、
鬼のお面が付いた豆を見かけますね。
「どうして鬼に豆まきするの?」
そんなふうに子供に聞かれたことないですか?
そんな時「節分だから」だけじゃあダメですよ^^
子供にも節分の由来を教えてあげて下さいね。
それでは簡単にですが、
- 節分の由来
- 豆まき
について説明してゆきます。
節分とは
季節には春夏秋冬がありますよね。
そして季節の変わり目に立春、立夏、立秋、立冬がありますが、
これらは季節の始まりを意味しています。
例えば春の始まりは「立春」、夏の始まりは「立夏」です。
この立春や立夏の前日が「節分」となるのです。
節分とは?
『季節の分かれ目』を意味しているのです。
意外と知られていませんが年に4回も節分はあるんですね。
では、どうして2月3日だけ節分がメジャーなのでしょうか?
それは冬が終わって春が始まる節分の時期が、
1年の始まりでり大切な期間だったからです。
今のお正月のような感じですね。
昔は暦が違っていたので、この節分の時期が、
年の変わり目となっていたので特別だったのです。
どうして鬼に豆まきするの?
節分と言えば「鬼はそと」「福はうち」の豆まきですよね。
それでは、どうして鬼に豆をまくのでしょうか?
昔から季節の変わり目には邪気が生じると考えられてます。
その邪気を鬼に例えて追い払う儀式として豆まきが行なわれていました。
なぜ、まくのは「豆」なのでしょうか?
それは豆など穀物や果実には「邪気を払う霊力」が
あるとされており、昔は米や麦などもまいていたそうです。
また、こんな話もあります。昔、鬼が出て人々を困らせていたときに、
神からのお告げで、鬼の目に豆を投げて退治したとの伝説があります。
鬼の目に投げるとか、鬼(魔)を退治(滅)するところから、
「魔目(まめ)」「魔滅(まめ)」の語呂合わせにもなっています。
あと大事なのが投げる豆は「煎り豆」でないとダメです。
生の豆だと芽が出るので、「魔から目が出る」となり、
とても縁起が悪いとされているからです。
最後に
いかがでしたか?
まさか節分が年に4回もあると驚きでしたよね。
確かに言われてみると春夏秋冬など、春が先頭にきていますし、
年賀状などには「初春」や「迎春」と書いたりしてますからね。
この2月3日の節分は、その年の健康や幸運を祈る行事なので、
これからはハリキッテ豆をまきたくなりましたよ(笑
小さな子供には、ちょっと難しい部分もありますが、
今日、ここで読んだ事を教えてあげて下さいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。