2014年の今年は3月21日が春分(しゅんぶん)です。
墓参りに行くのに良い日とされてます。
しかし、どんな理由で「春分の日」に
行くようになったのでしょうね?
春分(しゅんぶん)とは二十四節気(にじゅうしせっき)の一つで、
前の節気である啓蟄(けいちつ)から、この日を節目にして
春分の期間となり、次の清明(せいめい)まで続きます。
二十四節気について詳しくは下記のページをご覧下さい。
「二十四節気・七十二候って何?|歳時記を子どもにも分かりやすく」
それでは、どうして「春分の日」に墓参りに行くのでしょう?
それは春分の日を挟んだ7日間が「彼岸」だからです。
彼岸には墓参りをして故人やご先祖様の追悼をしています。
彼岸について詳しくは下記のページをご覧下さい。
「彼岸には何をするの?春と秋の違いや、今年の彼岸の入りなどを紹介」
なので「お彼岸」にあたる春分の日にはお墓参りや、仏壇の手入れをするのです。
春分の日は彼岸の「中日(ちゅうにち)」にあたるのですが、
この日は仏壇に「ばたもち」をお供えします。
まあ和菓子屋では「おはぎ」の名称で売ってるのが一般的ですが、
春分にお供えするのは「ぼたもち」と呼ぶのですね。
これは漢字で書くと「牡丹餅(ぼたもち)」と書くのですが、
春に咲く花を牡丹をイメージしていることからこう呼びます。
ちなみに「おはぎ」は漢字だと「御萩(おはぎ)」になります。
これは秋に咲く萩の花からきているようですね。
なので春分には「ぼたもち」、秋分には「おはぎ」と呼ぶのです。
あと「ぼたもち」といえば思い浮かぶのが、あれですよね。
「棚からぼたもち」
「たなぼた」で親しまれている管理人の大好きなことわざです。
棚からぼたもちが落ちてきて、ちょうど開いていた口に入ることから、
なんの努力もしていないのに予期せぬ幸運が
まい込んでくる事をあらわしているのです。
そんな「たなぼた」な体験をしてみたいですね^^
最後まで読んで頂いてありがとうございました。