ふたご座流星群は三大流星群の一つに数えられ、
毎年12月の中ごろに見ることが出来るので、
天体ファンに人気の流星群です。
それでは、今年の見頃などについて紹介します。
ふたご座流星群は最大規模の流星群だけあって、
とても見やすく初心者の方におすすめです。
なので初めての人にも分かりやすいように、
観測について以下のポイントを説明していきますね。
- いつが見頃?
- 見頃の時間帯は?
- 方角や場所は?
- 必要な準備は?
ふたご座流星群の見頃
ふたご座流星群は、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群と共に
三大流星群の一つに数えられています。
観測期間は例年12月5日~12月20日ぐらいで、
10日ぐらいから肉眼でも見えるようになりますが、
今年は12月14日がもっとも見頃になります。
流星郡の期間中に流星がもっとも多く現れるのを極大と言うのですが、
12月14日が極大日となるので、数多くの流星を見ることが出来ます。
三大流星郡の一つだけあって、1時間に20~30個、
多いときには60個ほどの流星を見れると言われています。
ふたご座流星群の見頃の時間帯
さてキニナル見頃の時間帯なのですが、
ピークとなる極大の時間が、今年は真昼の15時となっています。
さすがに昼間では太陽があるので、見ることは出来ません。
なので、太陽が沈んで暗くなる時間からの観測がおすすめです。
冬場なので17時ぐらいから暗くなってくるので、
それぐらいの時間帯から観測するのが良いでしょう。
また、ピークに向かうまでの深夜から早朝にかけても良いと思います。
見頃の時間帯をまとめると以下のとおりです。
- 14日の17時から深夜
- 13日の深夜から早朝
ふたご座流星群の方角や観測場所
ふたご座流星郡は放射状に飛んでくる流星郡なので、
方角などには、こだわらなくても大丈夫です。
ですが、今年は月が明るいので、
月に背を向けた状態で観測するのが良いです。
観測場所については、出来るだけ暗い場所を選んで下さい。
市街地などは、街の明かりで見えにくいので、
出来るだけ明かりの少ない郊外が見やすいです。
また、高いところほど観測の条件は良くなるので、
山からの観測がもっともベストと言えます。
この時期は凍結などの心配もありますので、
山に登って観測するなら十分に注意して下さいね。
参考までに去年のふたご座流星群の動画を貼っておきます。
必要な準備など
まず、絶対に必要なのが防寒対策です。
とくに山などで観測する場合は、かなり冷えるので、
しっかりとした防寒対策を行って下さい。
マフラーや手袋はもちろんですが、くつ下を2枚履くとか、
ブランケットやカイロなども、あると良いです。
また、ポットに暖かい飲み物を入れて持って行くのもおすすめです。
肉眼で観測できるので、双眼鏡などは必要ないですが、
ずっと上を向いているので、寝転んで観測できると楽です。