冬の路面で注意が必要なのが、アイスバーンですよね。
スリップしないように気をつけなければなりません。
しかし、そのアイスバーンよりも危険なのが、
ブラックアイスバーンと呼ばれる状態なのです・・・
全国的に大雪で荒れた週末となりましたが、
事故などは大丈夫だったでしょうか?
普段、雪があまり降らない地域に住んでいると、
このような大雪に対する準備が出来ていません。
とくに車などはチェーンを積んで無い場合も多く、
スタッドレスタイヤを履いてないなど危険です。
そして最も注意が必要なのがアイスバーンです。
では、アイスバーンとはどのような状態のことなのか、
さらに危険なブラックアイスバーンとは何なのか?
これらについて説明してゆきます。
アイスバーンとは?
画像元:八ヶ岳管理センター旬間情報
アイスバーンとは路面が凍結した状態です。
気温が氷点下以下になると、路面上の水分が凍りついてしまうのです。
実は完全に凍結した状態であれば、氷の摩擦係数が、
それほど低くないのでスリップはしにくいそうなのです。
ですが、凍結した路面に融解した水の膜が出来てしまうと、
とんでもなく滑る状態になってしまうのです。
これはハイドロプレーニング現象と呼ばれる状態になり、
車がコントロール出来ないとても危険な状態です。
しかも日本の積雪地帯は降雪量のわりに気温が低くないので、
世界的にみても滑りやすい路面が出現する地域なのです。
アイスバーンにはいくつか種類があるのですが、
積もった雪を、車が踏み固めて圧縮して密度の高い雪の層が作られるた
路面状態のことを圧雪アイスバーンと呼ぶそうです。
そして最も危険なのがブラックアイスバーンと呼ばれる状態です。
いったいブラックアイスバーンとは何なのでしょうか?
ブラックアイスバーンとは
ブラックアイスバーンとは路面に薄い氷の膜が出来た状態です。
氷の膜が路面に出来ているのはアイスバーンと同じですが、
いったいこのブラックアイスバーンの何が危険なのでしょうか?
それは、だだの濡れた路面に見えてしまうからです。
一見すると凍結してるようには見えない黒い路面なので、
普通に走行してしまい、ブレーキを踏んでも止まれない状態になります。
とくに夜などは黒い路面なので、判別が難しくかなり危険です。
JAFのサイトで分かりやすい動画が用意されています。
下記サイトで視聴が出来るので、ぜひご覧下さい。
「路面は黒いけど、止まれない!「ブラックアイスバーン」とは…?」
気象条件に注意アイスバーンになりやすい気象条件の時は、
路面が凍結してないように見えても
運転には十分に注意をして下さい。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。