PM2.5の人体への影響は?洗濯物は干しても大丈夫なの?
 
PM2.5の濃度が急上昇しようで、

昨日からニュースになってますね。

再びPM2.5が飛来してきたようですが、

人体にはどんな影響があるのでしょう?


 
この時期になると偏西風の影響でPM2.5が中国からやってくるようです。

昨日は管理人の住んでいる大阪も靄がかかったようになりました。

 


 
それにしても頻繁にPM2.5の濃度が急上昇するようなら、

なにかPM2.5対策を考えないといけないですね。

 
もし吸ってしまうと体にはどんな影響があるのでしょうか?

 

PM2.5の影響

 
PM2.5はとても小さな微粒子です。

この小さな微粒子である点が非常にやっかいで、とても危険です。

 
呼吸の際に体内に取り込むと、気管支を通り肺の奥まで入り込みます。

そうなると肺などの呼吸器系に悪影響があり、

「ぜんそく」「肺ガン」などのリスクが高まります。
 
これは、PM2.5を吸い込んでしまったら絶対になるとか、

スグになるとかって話ではないのであわてる必要はありません。

 
ですがタバコの煙と同じように吸い続けていると悪影響を及ぼすのは確かです。

 
ぜんそくや、ガンは極端な例ですが、短期的には以下のような症状があります。

 

  • くしゃみ
  • 喉のかゆみ
  • 目のかゆみ
  • 気管支炎

 
花粉症の症状に似ているのもあるので油断しないように気をつけて下さい。

 
日本の環境基準だとPM2.5の濃度が35μg/m3以下であれば、

普通に呼吸をしても健康に問題がないと言われています。

 
ですが、70μg/m3を超えるようだと

人体に影響を及ぼすので注意が必要です。

 
下記サイトでPM2.5の分布予測を見ることができます。

https://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/
 
冒頭にも書いてますが、PM2.5の微粒子は非常に小さく、

花粉と比べても全然ちいさい粒子なのです。

 
ですから通常のマスクではPM2.5を防ぐことは出来ません。
 
花粉用などのマスクに使用されているフィルターでは隙間から入ってくるので、

マスクをしていてもPM2.5に対しては、まったく効果がないのです。

 
なのでPM2.5に対応したN95規格のマスクを使用するようにして下さい。

 
実は、管理人はぜんそくに苦しんだ時期があります。

 
今でも完治したわけではないのですが、マシにはなりました。

酷い時には息が出来なくて10日ほど入院したこともあります。

 
ぜんそくになると、本当にしんどいです。

発作が出ると息が出来なくて、本当に死にそうになります。

 
入院したのは10年ほど前の話で、それからは発作もほとんどないですが、

今でもバッグやポケットには発作を抑えるスプレーを必ず持っています。

 
PM2.5はぜんそくのリスクもあるので十分に気をつけて下さい。

 
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洗濯物は干しても大丈夫?

 
あたりまえですが大丈夫じゃないです。

 
濃度が高い時に干すと洗濯物に付着する量が多くなり、

それを吸い込んで体内に取り入れてしまいます。

 
そこまで神経質にならなくても大丈夫といった意見もありますが、

用心するに越したことはないので、干さないほうがいいです。

 
PM2.5の濃度が高いときの洗濯物は部屋干しにしておくか、

コインランドリーの乾燥機などを利用するのがおすすめです。

 
最後まで読んで頂いてありがとうございました。

 
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