2014年の夏はどうやら、
5年ぶりに発生する可能性が高い
エルニーニョ現象の影響で、
冷夏になると言われています。
もし冷夏だとどうなるのでしょう?
今年の夏はエルニーニョ現象が5年ぶりに発生する可能性が、
高いと気象庁のほうで発表されているので心配ですね。
エルニーニョ現象が発生すると日本では冷夏になる傾向があります。
エルニーニョについて詳しくは以下の記事をご覧下さい。
「エルニーニョ現象とは?2014年は5年ぶりに発生か?!」
さて各地に異常気象を起こすエルニーニョ現象なのですが、
日本では梅雨の時期が長引いてしまい冷夏になることが多いです。
平年であれば7月には梅雨は明けてしまうのが普通なのですが、
エルニーニョの影響で8月になっても梅雨がまだ続いてたりするのです。
そうなると6月から梅雨が明けるまで曇りや雨の天候がずっと続きます。
これにより平年にくらべて気温が低い夏となってしまうのです。
気象庁の3階級表現で6月~8月の気温が「低い」場合に、
冷夏となります。
では冷夏がもたらす被害とは何でしょうか?
まずは過去の例を見てみましょう。
1993年の夏はエルニーニョの影響により大冷夏の年となりました。
この年は9月になるまで梅雨明け宣言が出来ないほどの状態で、
日照不足、低気温により農業に大被害をもたらしたのです。
とくに稲作は壊滅的で、ほとんどの地域が不作となり米騒動が起こりました。
ただ、エルニーニョだから必ずしも冷夏になるわけでもなく、
2012年などは冷夏にならずに、逆に猛暑になりました。
ですが、今年は冷夏になると予想されているので、
エルニーニョが発生した場合は、おそらく冷夏になるでしょう。
過去の例からみて冷夏になると作物に大きな被害があります。
そうなると個人的にはどんな被害が考えられるのか?
野菜の値段が高騰する!
そうなんです、しばしば冷夏の年には野菜の値段が上がっているのです。
私たちの家計にも大きな被害をもたらす可能性があります。
米などはストックされてるので、すぐに影響は出ないでしょうが、
被害の状況によっては、いずれ値段が高騰する可能性はあります。
自然現象なので冷夏になってしまうとどうしよもないですが、
なるべくなら被害のない程度の冷夏であってほしいものです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。