中国で深刻な大気汚染を
引き起こしているPM2.5は、
人体にも危険なものです。
しかし、このPM2.5を上回る
恐ろしい猛毒スモッグとは?
中国から日本にまで飛来してくるPM2.5は、
非常に危険な大気汚染なので注意が必要です。
PM2.5について詳しくはこちらの記事をご覧下さい。
「PM2.5の人体への影響は?洗濯物は干しても大丈夫なの?」
しかし、このPM2.5をはるかにしのぐ恐ろしい猛毒スモッグが
存在している事をあなたはご存知でしょうか?
これは『PM0.5』と呼ばれる有害物質で、
非常に危険で恐ろしいものなのです。
ではPM0.5がどのようなものなのか見てゆきましょう。
まずはPM2.5とはどう違うのか?
これについて解説してゆきますのでご覧下さい。
PM2.5より危険
PM0.5はPM2.5よりも小さな微粒子です。
どちらもサイズが名前の由来になっており、
PM2.5は2.5マイクロミリメートルで、
PM0.5が0.5マイクロミリメートルとなります。
つまりPM2.5とくらべて1/5の大きさしか無いのです。
その0.5マイクロミリメートルという大きさは、
髪の毛よりもはるかに小さく、黄砂とくらべておよそ1/8、
スギ花粉のおよそ1/60の大きさしかない小さな粒子なのです。
この大きさにより人体に深刻な影響を及ぼします。
PM0.5の脅威とは?
PM2.5よりも小さいという事は分かりましたが、
人体にはどのような影響があるのでしょうか?
PM0.5はその小さなサイズにより既存のマスクでは効果はありません。
そしてPM0.5を吸い込んでしまうと、肺の奥深くまで入り込み、
肺胞にまで到達して、蓄積してしまう可能性が高いのです。
しかし、もっと恐ろしいのは蓄積したPM0.5が、
血液中に入り込んで心臓や弁に傷害を与えるのです!
これにより心臓循環器系統に深刻な疾患を引き起こします。
さらに神経系統の平衡を乱す可能性もあるなど非常に危険です。
中国では2010年にPM2.5が原因による死者が120万人とも言われています。
これほどの猛威をふるっているPM2.5よりも恐ろしい、
PM0.5の濃度が高くなると、もっと被害が増えるのは間違いないでしょう。
そんな猛毒が日本に飛来するなんて考えるだけでも不安になってしまいます。
これらの汚染物質は中国より偏西風にのって飛来してるので、
人間の力でそれを防ぐことは恐らく出来ないでしょう。
こうなると自分の身は自分で守るしかありません!
しっかりとPM0.5に対応した対策を行なう必要がありますね。
PM0.5の対策について詳しくは下記記事をご覧下さい。
「PM0.5の対策は?どんなマスクなら安心なの?」
最後まで読んで頂いてありがとうございました。