最近になって日本でも毎年のように
大きな竜巻が発生するようになりました。
数日前も竜巻注意報が出ていましたが、
そんなときは何をすればいいのでしょう?
身を守る対処法をご紹介します・・・
昔は日本で竜巻が発生することは、ほとんどありませんでした。
しかし、ここ数年は毎年のように大きな竜巻が発生して、
各地に甚大な被害をもたらすケースが増えているようです。
2012年5月6日に茨城県で発生した竜巻は、
大きな被害をもたらした事で記憶に新しいです。
このような非常に危険な竜巻が襲ってくる可能性があるので、
気象庁が発表する「竜巻注意報」が出たら警戒が必要です。
そんなわけで今回は以下について調べみました。
- 竜巻注意情報とは?
- 竜巻注意情報が出たら何をする?
万が一に備えて、対処法などはしっかりと覚えて下さいね。
それでは竜巻注意情報とは何なのか?
竜巻注意情報
気象庁では竜巻が発生する可能性がある場合に、
以下のように段階的に情報の発表を行なっています。
「気象情報」発表(半日~1日前)
「竜巻などの激しい突風のおそれ」と明記されます。
「雷注意報」発表(数時間前)
落雷・ひょう等とともに、「竜巻」も明記されます。
「竜巻注意情報」発表(0~1時間前)
今、まさに竜巻の発生しやすい気象状況になっている状態。
ある程度、早い段階から「竜巻」が発生する可能性が分かるので、
充分に竜巻に対して警戒をして行動することが可能となっています。
では、竜巻の発生しやすい気象状況とは?
- 真っ黒な雲が近づき、あたりが急に暗くなる
- 大粒の雨や、ひょうが降ってくる
- 冷たい風が吹いてくる
- 風が草や土の臭いがする
- 雷鳴が聞こえてくる
もし「竜巻注意情報」が発表された段階で、
上記のような気象状況だった場合は危険です。
竜巻の可能性が高いので、身を守る対処をする必要があります。
では、どのように対処して身を守るのか?
竜巻から身を守る対処法
とにかく大事なのは、身を守る事を優先に考えて行動する事です。
車や家も大切ですが、まずは自分や家族の身を守るのが先決です。
野外にいる場合
頑丈な建物に非難する。もし非難する建物がない場合などは、地面よりも低く窪んだ
場所で姿勢を低くして頭と首を守るようにして下さい。
車庫や物置・プレハブなどは危険なので中に非難しないで下さい。
また車も竜巻で飛ばされる可能性があるので危険です。
木、電柱などにも近づかないように気をつけましょう。
屋内にいる場合
屋根が飛ばされる危険があるので1階や地下に非難して下さい。ガラス窓から離れて、丈夫な机の下で頭と首を守って下さい。
または、トイレや浴室など壁に囲まれた場所に隠れて下さい。
可能であればガラスの飛散を防ぐのにカーテン、雨戸を閉めます。
竜巻の破壊力を確かめてから行動するような余裕はないので、
もし竜巻の発生を確認したら、すぐに身を守るよう行動して下さい。
竜巻は台風のシーズンに発生する危険性が高まるので、
9月~10月の台風シーズンはとくに注意が必要です。
万が一の時に落ち着いて迅速な行動が出来るように、
普段から「竜巻注意情報」には注意しておきましょう。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。