ゲリラ豪雨の対策は?どんな原因で発生するのか?
 
突発的に局地的な大雨を

降らせるゲリラ豪雨は、

遭遇するとやっかいです。

とくに運転中などは危険なので、

対策が必要ですね・・・


 
ゲリラ豪雨って言い方は最近になってよく聞くようになりました。

 
しかし意外とこの言い方は、過去にも使われていたようで、

古くは1969年8月の読売新聞で使用例があります。

 
ですが頻繁に使われるようになったのは2006年頃からで、

ニュースや天気予報で用いられて一般的に広まりました。

 
 
では、どのような豪雨をゲリラ豪雨というのか?
 
 
ゲリラ豪雨の原因や対策などについてまとめてみました。

 

ゲリラ豪雨とは?

 
集中豪雨や夕立など大雨には様々なケースがありますが、

ゲリラ豪雨とはとのような大雨を指しているのか?

 
それは、

 
「突発的に発生する予測困難な局地的大雨」
 
の事をゲリラ豪雨と指します。

 
 


 
このゲリラ豪雨が怖いのは予測が困難な事なんです。

 
通常は雨雲レーダーなどで、雨雲の状態や動きを予想して

雨の降る時間帯や、降水量などを予測して発表しています。

 
しかしゲリラ豪雨は、そういったものとは別物で、

局地で突発的に発生するので、あらかじめ予測が不可能なのです。

 
 
では、ゲリラ豪雨はどのような原因で発生するのでしょうか?
 
 
発生のメカニズムについて簡単に解説します。

 

原因は積乱雲

 
 
ゲリラ豪雨の原因は積乱雲(入道雲)です。

 
 
この積乱雲は大気の状態が不安定な時に

上昇気流が発生することにより起ります。

 
これは温められた地表の上空に冷たい空気が流れこみ、

その温度差により大気の状態が不安定になります。

 
これにより上昇気流が発生して湿った空気が、

上空へと上がることにより積乱雲が発達するのです。

 
今度は逆に上空から雨粒が落下することにより、

下降気流を起こし対流活動が活発になり氷晶や霰が形成されます。

 
この時にぶつかり合う氷晶の摩擦により静電気が発生して、

積乱雲が電気を帯びることにより激しい雷雨を起こすのです。

 
また温度差によって発生する事からも分かるように、

地上の温度が高い夏場に発生することが多いです。

 
さらにヒートアイランド現象なども大きな要因となるので、

都市部でも発生する危険性が高いのが特徴的です。

 
 
このような突発的なゲリラ豪雨に対応するには?
 
 
これについて効果的な方法をご紹介いたします。

 
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あらかじめ知るのが最も大事

 
 
事前にゲリラ豪雨が分かる環境を作る。
 
 
やはり災害は事前に知ることが最も危険回避に重要です。

 
しかし、ゲリラ豪雨は突発的に発生するので、

通常の天気予報などであらかじめ知ることは出来ません。

 
そこで以下のような無料アプリを利用します。

 
防災速報 https://emg.yahoo.co.jp/
 
これをスマートフォンにインストールしておくことで、

豪雨などの災害前にプッシュ通知でお知らせしてくれます。

 
ゲリラ豪雨は突発的に発生しますが、すぐにおさまります。

 
何時間も降り続いたりするような大雨ではないので、

あらかじめ分かれば充分に危険を回避する事ができます。

 
例えば以下のような、
  • 車の運転
  • 冠水の危険性がある場所
  • 水路
  • 地下
などを避けることが出来ますね。

 
それにゲリラ豪雨とはいっても、どピーカンの青空の時に、

いきなりドバーっと降ってくることはありませんので、

ちょっと天気が怪しいかなって時には注意するようにしましょう。

 

最後に

 
管理人はゲリラ豪雨で酷い目にあったのが2回ほどあります。

 
最初は悲惨でした・・・

それは所用により雨の夜に仕方なく車を運転したいた時のことです。

 
激しいゲリラ豪雨により、道路はあっという間に水没してしまい、

まるで水路の上を走っているかのような状態となります。

 
降り注ぐ雨粒にヘッドライトが反射して視界も悪いなか、

電車の高架下を通過しようとした時に悲劇は起りました。

 
なんと道路が冠水した事により平坦に見えていた道は

高架下だけ堀下がっていてガードレールが沈むほど水没していました。

 
「アカンっ!」
 
と思った時には愛車と共に水の中です(涙

 
1メートルぐらいの水深だったので、まあ命の危険はなかったですが、

車は電気系のトラブルと、エンジンに水が入って動かなくなり、

レッカー移動で修理に出すはめになるなど、さんざんな目に合いました。

 
それからはトラウマとなり大きな水溜りには警戒するようになりましたよ。

 
 
2度目はとにかく怖かったですね。

 
これは山間の高速道路を走っていた時に遭遇したのですが、

急に天気が悪くなりパラパラと雨が降ってきたなと思っていたんです。

 
すると前方のほうが霧のような白いモヤにつつまれていて、

「なんや霧か?」と思い速度をゆるめて近づいてみると

それはまるで白い壁のようなゲリラ豪雨の雨だったのです。

 
しかし高速道路を走っている管理人に選択の余地なしなので、

行きたくはありませんが、白い壁の中に突入して行きます。

 
とたんにバケツの水をぶっかけられたような状態になり、

ワイパーをマックスで動かしても水がはけない状態です。

 
昼間なのに不気味なぐらいに薄暗くて、まるで夕方のようです。

 
とにかく2~3メートル先の視界もないような状態なので、

 
「このままじゃ追突してしまう」
 
そう思って速度を20~30キロに落として走行します。

しかし、よく考えてみるとこの道路は高速道路です。

 
「このままじゃ追突されてしまう」
 
今度は別の恐怖が頭をよぎり、アクセルを踏み込み速度を上げます。

以下繰り返し・・・

 
交通量が少なかった事もあり、なんとか無事にやりすごしましたが、

このような状況でゲリラ豪雨に遭遇すると最悪だなと思いました。

 
ほんとうに事故にならなくてよかったとヒヤヒヤしましたよ。

 
みなさんもゲリラ豪雨時の車の運転には気をつけて下さいね。

 
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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